クマのＡＫ観察部屋

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今回もマガジンキャッチについて紹介します。

前回の記事
ＡＫマガジンキャッチについて①　http://kumaamd.militaryblog.jp/e607346.html

前回では、操作性を良くするためのＡＫマガジンキャッチについて、いくつか紹介しましたが
今回は、その中でも気になる一つのマガジンキャッチについて書きたいと思います。

MARS ( Mechanical Advantage Release System)



Parabellum Armamentより発売されているマガジンキャッチです。
従来の延長されたマガジンキャッチは人差し指を押し込む方法によりマガジンをリリースするタイプが
ありました。ＭＡＲＳではグリップを握っている親指によりマガジンリリース操作が可能になります。


パーツ構成は以下の部品により構成されています。



Parabellum Armamentの考えとしては、親指でマガジンリリースを行う配置にすることで
人差し指の仕事を一つ減らし、セーフティ操作と射撃に集中できることが、この商品の狙いです。



しかしながら一つの疑問点が考えられます。
親指の操作はあくまで右手でグリップを持つ場合のみです。
左手でグリップを持つ場合ですと、この操作は左手の人差し指で行うことになるので難しそうですね。
普通の方法でマガジンチェンジをした方が早いかもしれません。

マガジンキャッチは様々なメーカーから出ています。
シューターの好みで使い分けることが良さそうですね。

私は、シンプルなマガジンキャッチが好みです。

トリガーガード周りも邪魔になりませんし、ノーマルマガジンキャッチに形が近いので慣れていることもありますが。



各々のメーカーが思考を凝らして発売されるマガジンキャッチ。
いかがでしたでしょうか。自分に合うマガジンキャッチを見つけることも楽しみの一つかと思います。








  

今回はＡＫマガジンキャッチについて紹介します。


まずはＡＫノーマルマガジンキャッチ

コンパクトなマガジンキャッチです。
リロードの際にはマガジンを持ちつつ、このマガジンキャッチに親指を当てて
マガジンをリリースします。
小さなマガジンキャッチですのでグローブ装着時には外しにくい場合があります。

ＡＫノーマルマガジンキャッチ　マガジン装着時



つづいてこちら
左右に延長されたマガジンキャッチ

ノーマルマガジンキャッチに横長のパーツを付けたタイプです。左右に長いことにより
グローブ装着時にもトリガーガードに干渉しにくくなりました。
また、緊張状態でも幅が広いことによりリロードミスが少なくなります。

マガジン装着例



つづいてこちら
EMA AK 47 EXTENDED MAG RELEASE

通常のマガジンキャッチに樹脂製のパーツを後付けするタイプのマガジンキャッチです。
左右の部分で、グリップを持つ手から人差し指を伸ばすことで
マガジンをリリースできます。（若干指の長さが必要です）


つづいてこちら
AK-47 RAM Speed Catch

向かって右側に延長されたマガジンキャッチです。右手の人差し指を上から押さえることによってマガジンをリリースします。

AK-47 RAM Speed Catch使用例

トリガーから指を離し、下に押さえることでリリースできるので
スピーディなリロードが期待できます。
アンビではないので左手の場合はパフォーマンスが期待できないことが残念です。


つづいてこちら
Krebs Custom Enhanced MagRelease

お馴染みクレブスのマガジンキャッチです。
右側に延長されたマガジンキャッチを右手の人指し指を前に押し込むことで
マガジンをリリースします。
こちらもアンビではないので左手の操作ではリロード操作に少し慣れが必要です。
見た目はカッコいいのですが、、、


最後にこちら
MARS Magazine Release Lever For AK

革新的なマガジンキャッチです。勿体ぶるようで申し訳ありませんが
これについては次回の記事で詳しく解説します。





次回は
MARS Magazine Release Lever For AK　　について書く予定です。
ご覧頂きありがとうございました。